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3 ヒプノセラピー前世療法。

こんにちは。皆様、本日はいかがお過ごしでしょうか。

今回はヒプノセラピーの前世療法について、考えていきたいと思います。

よく、”前世がわかる”や、”前世が見える” という能力をお持ちの方がいて、自分の前世がなんだったのか見る方がいるといいます。

そのようなものと、ヒプノセラピーの前世療法は全く違うと捉えていただいていいと思います。

では、ヒプノセラピーの前世療法とはなんなのか。

簡単にいうとしたら、ヒプノセラピーの前世療法は、「今の人生をよりよく知るための学びを得るもの」という言葉が一番ピッタリ当てはまるかも知れません。

日本には、もともと生まれ変わりや前世、または輪廻という考え方が浸透しているため、割と抵抗が少なく、受け入れられがちですが、ヒプノセラピーを行う国でも、生まれ変わりや前世という概念がない国や宗教もあります。ですので、前提として今この人生で、この地球に生まれる前に、別の人生を歩んでいたという考えのもと、行われるセラピーとなります。

前世療法といえば、ブライアン・ワイス博士が、精神科医として診療していた時に、退行催眠を使ってセッションをしていた時に、クライアントに ”その問題となった一番最初の出来事” に行ってください。と指示を出したところ、前世という領域に行った…という話をよくご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

その時の話を本にしたものがあります。

「前世療法」という書籍です。前世療法という言葉はこの時初めて、山川紘矢・亜希子ご夫妻によって翻訳されました。

前世療法は問題の解決、特定の人との関係性の原因、ある能力を引き出すために必要な前世。など広く役に立たせることができる手法です。そして、その問題の根本原因を探り、どうすれば主体性をもってより良い人生を歩んでいけるのかの学びを得るためにおこないます。つまり、今の人生をポジティブにとらえるためにおこないます。

催眠によって自分の前世がなんだったのかただ知るためだけにやるものではありません。

そして催眠状態にあっても意識はあります。

無意識が浮かび上がらせてくるストーリーに対して、意識としては「これは辻褄が合わない」「自分が作り出したストーリーではないのか?」と考えてしまう自分がいる場合もあります。ワイス博士は、セッション中はそれが本当の記憶なのか、そうでないのかはひとまず置いておいて、どのようなイメージでも自然に浮かび上がってくるイメージを大切にしましょうということだそうです。

直感や無意識と繋がることの方が、ストーリーよりも重要、という事を言っているのかもしれません。

また、タッドジェームス博士によると、人はまだ学んでいないからネガティブな感情(怒り、悲しみ、恐怖、傷心、罪悪感)があるのだと言います。学びを得ると、そのネガティブな感情は無くなります。

どんな方法であれ、心がそして無意識が学びを得て、ネガティブな感情は1つずつ切り離していきたいものです。

皆様の今日1日がより素晴らしい日となりますように。

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