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4 ヒプノセラピーとは。

皆様こんにちは。

今回は、ヒプノセラピーとはなんなのか。考えていきたいと思います。

ヒプノセラピーは催眠療法と訳されています。

催眠と聞くとどんなイメージがありますか?

「催眠術って本当にかかるの?」「違う世界に行ったような感覚?」「意識を操る?」

いろんなイメージがあるとおもいます。

実は、”催眠” という言葉のイメージが、特別なもの、普通ではない状態と思っている方が多いかもしれませんが、ちょっと、実際の物とは違うかもしれません。

催眠状態とは、無意識状態であり、いつも私たちが、出たり入ったりしているとても普通の状態なのです。

例えば、テレビや映画をみている時。

恋愛映画で涙を流したり、ホラー系のストーリーで手に汗を握ったり、物凄い動きで銃のたまを避けるシーン、格闘シーンなどをみた事があるかもしれません。

顕在意識だけを使って見ると、それは「台本を覚えて話している人、特殊な効果で撮影されたもの、合成などの技術を使って作られた作品だ。」

そう言われてしまうと、せっかくのテレビも映画もストーリーに没入できなく、楽しめなくなってしまいます。

そこで、潜在意識、つまり無意識の出番です。無意識には現実と非現実の区別がつかないという性質があります。ですので、無意識の要素を入れて、そのストーリーを楽しみたい脳は、意識を少し弱めます。

しかしなんでも無意識が受け入れてしまうと、何が本当か分からなくなるかもしれません。そこで、意識と無意識の間にある、判断をするフィルターというものが、調節をしてくれるのです。

判断は現実と非現実の区別がつかないと言いましたが、善悪や、嘘と本当、現実と非現実の区別をしているのは、意識の領域なのです。

脳が快適になるように、意識と無意識の間にある”判断のフィルター” があるのです。

その判断のフィルターが薄くなり、無意識の領域に入ってきた情報をの現実と非現実の区別がつかない状態になるので、映画の世界に没入したり、漫画やアニメの世界に入り込んだり出来るのです。こんな状態は、テレビトランスとか、ムービートランスという言葉で知られていますので、聞いた事がある方もいらっしゃるかもしれません。

また、安定して、高速道路の真っ直ぐな道を集中して走っている時や、電車に乗ってボーっとしている時、無意識状態で、毎日通る家路をゆく時なども、無意識状態、催眠状態や、トランス状態と呼ばれています。

このように、催眠とは、特別なもの、理解の外側ではなく、私たちのとても身近にある、当たり前の状態の事をいうのです。そして、やりたくない事はもちろんやる必要はありませんし、言いたくないことも言わないように、自分でちゃんとコントロールができます。

そして、特別な状態ではありませんが、とてもリラックスしている感じはあります。そんな状態を催眠状態、トランス状態と言います。

もちろん、ここまで集中してこの文章を読んでいる今の状態も、軽い催眠状態、トランス状態と言えるでしょう。しかし、とても普通の、ただ、少し集中した状態と感じることは出来るかもしれません。

ここまで読んでいただくと、少しは、催眠という言葉へのイメージはなんとなくどんなものか、わかっていただけ他でしょうか。少しでも、楽しんで、理解していただければとても幸せです。

また、違った説明方法でも機会があればお伝えしてみたいと思います。

ご一読いただきまして、誠にありがとうございます。

最後にマザーテレサの、こちらの言葉で今回は終わりとさせていただきます。

あなたに 出会った人がみな 最高の気分に なれるように 親切と 慈しみを込めて 人に接しなさい あなたの愛が 表情や眼差し 微笑み、言葉に あらわれるように するのです by マザー・テレサ

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