10 セルフヒプノシス。
こんにちは。今回はセルフ-ヒプノシスについて考えていくたいと思います。
セルフヒプノシス、聞いたことはありますか?なんとなく素敵な響きで、「何それっ」と思いますが、日本語にすると自己催眠。オートヒプノシスとも言います。なんとなく日本語で言うより素敵に聞こえるのは私だけでしょうか…?
セラピーを遠くまで受けに行かなくても家でリラックスしたい。
どうしてもやり遂げなければならない事があるのでモチベーションを上げてほしい。またはこの試合にどうしても勝ちたい!
毎日をもっとよくしたい。小さなことを気にしないようになりたい。あるいはどんどん幸せになりたい。
そんなふうに考えたことはありませんか?毎日の生活にたった一つの習慣を付け加えるだけでそんな日々を手に入れられるような自分になりたいと思いませんか?
その手法の1つがセルフヒプノシスです。
自己催眠、セルフヒプノシスってなんでしょう。
ヒプノセラピーとは、深いリラックス状態に段階的に入っていき、意識と無意識の間にある判断をするフィルターの役目をしているものを受け入れる状態にして、自己と繋がる、無意識状態へアクセスする手法でしたね。
自己催眠、セルフヒプノシスはそれを自分で深いリラックス状態へと入っていき、自らポジティブな暗示を自分にインストールする手法であります。
暗示とは、繰り返すことで自分の心に浸透し、いづれ信念になり、それが感情となり、態度へと変換され、それがあなたの行動となる。と暗示についてのブログにて書かせていただきました。
習慣化できれば、自ら変わる事ができるのです。
ボクサーが、「勝てる、勝てる、勝てる」と自分に言い聞かせるのも、面接での「大丈夫、私ならできる。大丈夫大丈夫、大丈夫…」と心の中で唱えることもセルフヒプノシスです。
しかし、「私は緊張しない、緊張しない…」と繰り返して逆に緊張してしまったなんてことも経験のある人はいますよね。あるいは「私は負けない負けない負けない」と言っていたのに負けてしまった。なぜでしょう?
それは、無意識は非定型の概念を持っていないのです。ですから、緊張しない=緊張。負けない=負けてしまうと言うインストールになってしまったのです。
では、一体どのようにして行うのが効果的なのでしょう。
寝る前のベッドや、落ち着ける、安全な場所で、心の中で段階的に、少しずつ催眠状態へ入るために、リラックスした状態で心の中で「今、リラックスしている、リラックスしている、自分をコントロールしている。」と、心からリラックス状態になっていきます。
リラックスしている…自分をコントロールしている…私は守られていて、とても肯定的な考えや感情に満たされていく…リラックスしている…。
と、ゆっくり呼吸をしながら、リラックスしていることに集中して、繰り返します。そして「私は深呼吸をするたびに、おおらかでとても満たされた幸福感を強く感じる」や、「私は朝目覚めるたびに、自己肯定感が上がっていく」あるいは、以前紹介しましたクーエの言葉「毎日、あらゆる面において、私の人生はどんどん良くなっていく」を使うこともできます。
10日ほど経って、慣れてきたら、最初のリラックス状態への導入方法を変えてもいいのではないかと思います。
まず、軽く目を閉じて、深呼吸をゆっくり2回します。そして、3回目には深く息を吸ったら軽く息を止め、心の中で3、2、1とカウントしてから、リラックス、リラックス、リラックス。と心の中で唱えながらゆっくりと息を吐いていきます。そして肯定的な文で、ポジティブな言葉をインストールします。
セルフヒプノシスから目覚める時は、心の中で、1、2、3とカウントして、3ですっきりと完全に、とても気持ちよく、すっきりとエネルギッシュに目覚めることをイメージして目覚めるようにします。
夜に、そのまま眠る時は、「朝、起きる時間になったら完全にスッキリと、とても気持ちよく目覚めます。それまでは心地の良い眠りに着きます。」と心の中で唱えます。
このようなセルフヒプノシスは、10回唱えることを、短くても1日2回。
まずは7日間おこなうと、この有益でポジティブな言葉はあなたの無意識にインストールされていき始めます。
セルフヒプノシスで自分の無意識とのコミュニケーションをとり、主体性のあるイキイキとした毎日を送ってみるのも素敵な暮らしの1歩になれば幸いです。
いかがでしたか?何か気になること、わからない事があれば、お問い合わせフォームをご利用ください。
今回はナポレオン・ヒル博士の名言でお別れです。
「本気で成功したいと願うなら、手を抜くことは止めることだ。」
最後までお読みいただきありがとうございました。